Artist
2006 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画分野卒業
2009 京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻修了
現在ヴュルツブルク(ドイツ)に在住。
何かの美しさや、⽇常の感動や衝撃、時代の移り変わりに感じること、過去の記憶の蓄積や未来への思いなど、⽇々は抱えきれない物事と感情で溢れ、世界は時に交錯してもつれ、その本質を⾒失いそうになります。
そのような世界の周辺を探索し、徐々に⼤切にしたい中⼼へと近づいていけるようにと作品にしていきます。
ある出来事によって起こる体温や脳内の変化、それに伴う感情と、ある⾃然現象に⾒られる光、⾊彩、気温や⾳に反応して起こる情動とは、太古から⼈々がその関係性を結び付けてきたように、現在でも無意識の部分で深いつながりを持つように思われます。
抽象の作品群では特に、そのような世界の内(⾝体)と外との親和性と共通感覚を探りながら、キャンバスの上で物質の起こす視覚現象を作っています。
技法としては、視覚の源である光の表現を⻑年探求しています。
近作は半透明で微細な粒⼦をアクリルエマルジョンと混ぜながら積層し、光の波と粒の性質を表現することで、より体感に近い表現を試みています。
また、いくつかの分断された⾯と奥⾏きで、⼀瞬の時が何度も反復するような、時間の流れとは異なる記憶のありかたを模索しています。
線を描くときは、空間内に⾃分が⼊り込み泳ぎまわるような感覚で、外側に規定されている物事から個⼈が⾃由になれる瞬間を感じられるような線を追求しています。
最終的に作品は私の経験や記憶からも離れた独⽴した存在となり、⾒たこともないけれど懐かしい何かと共に在るような瞬間を待ち望んで制作しています。
個展
2008 京都嵯峨芸術大学有響館Art space U2(京都)
2009 Oギャラリーeyes(大阪)
2012 Oギャラリーeyes(大阪)
2014 WP8 Kunstverein(デュッセルドルフ)
2015 Reise nach Lezama(Kunsthouse Victor Popescu・デュッセルドルフ)
2017 Oギャラリーeyes(大阪)
グループ展
2014 Kunstpunkte(Kunsthouse Victor Popescu・デュッセルドルフ)
2016 御堂筋アート(本願寺津村別院・大阪)
2016 Atelierausstellung(Kunsthouse Victor Popescu・デュッセルドルフ)
2016 さんかく工房展(奈良市美術館・奈良)
2017 御堂筋アート(本願寺津村別院・大阪)
2018 Körperkult BBK-Galerie Unterfranken
2020 Art Osaka Wall( booth Gallery OUT of PLACE・大阪)
2021 A bientôt(Gallery OUT of PLACE・東京)
Gallery

美術関係者のみならず一般のお客様に展覧会を楽しんでいただき、同時に質の高い作品を気軽に購入できるギャラリーを目指しております。
私事、1992年から'99年までフランスに滞在しておりました。その間に、ヨーロッパはもとより北米、中米、オーストラリア、アフリカ、アジア諸国にて取材を重ねました。また2003年から約一年間パリでアートギャラリーの運営について研修をいたしました。現地でアートを取り巻く多くの人たちと知り合いながら、主に二つの問題意識を抱くようになりました。
一つは、それぞれの地域が持つ固有の魅力と、文化のグローバリゼーションがどう共存しうるのかという問題です。もう一つの問題は、欧米と比較してあまり進展の見ない日本のアーツマネージメントについてです。
Gallery OUT of PLACEではこの二つをキーポイントにして、ギャラリー運営を行なっております。新進気鋭の作家、深い哲学や思想を表現する実力のある作家を紹介し、観る者の心に強いインパクトと豊かな時間をもたらしてくれればと考えております。
2009年1月から2021年4月までの12年間、広尾(2014年からは3331ArtsChiyoda内)に東京支店としてGallery OUT of PLACE TOKIOを開設し首都圏からも現代美術の【今】を発信してきましたが、2021年5月からは、東京支店を閉じ拠点を奈良に置くことになりました。今後も地道に展覧会とイベントを企画し続ける中で、異なる文化と個性が交流、融合し、新しくかつ普遍的な表現がOUT of PLACEから生まれる事を期待しています。
ギャラリー名の OUT of PLACE は、エドワード・サイードの同名自叙伝が由来になっています。どこにも帰属意識のない者こそが、新しい道を作り、新しい価値観を創造出来るというサイードの考えを見習いたいと思っています。
代表 野村ヨシノリ

配送料について
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※美術品の輸送費は、①輸送先 ②重量と大きさ、もしくは体積重量 ③作品の素材 といったデータを元に、作品の安全や、費用との兼ね合い等を鑑み、総合的な判断の上で算出されます。
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※国内輸送の場合、輸送会社のその時の状況により、同じ方向にいく車に乗せてもらえたり、個別チャーター便にするなどの判断をする必要があるため、正確な輸送費の算出には2〜7営業日ほどお時間をいただきます。
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※国際輸送の場合には、現地の提携輸送会社にも見積もりをとる必要があるため、正確な輸送費の算出には2−14営業日ほどお時間をいただきます。
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※輸送会社により得意な分野や価格帯が異なるため、弊社が複数の提携輸送業者より最適な輸送プランを選出し、正確な見積もりを提示いたします。
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※輸送には必ず保険を付帯いたします。
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①まず、作品価格についてのお問い合わせをいただいた時点で、作品価格と輸送費の目安をお知らせします。
この時の輸送費の目安は、個々の作品に対応したものではなく、輸送先、重量と大きさを元に算出する一般的な輸送費の目安であり、実際の輸送費とは異なる場合がございます。 -
②作品価格と輸送費の目をお知らせした上で、作品購入のご意思を伺いましたら、輸送会社に正確な輸送見積もりの算出を依頼します。
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③正確な輸送見積もりをお知らせし、ご同意いただけましたら決済を行なっていただきます。
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④お客さまのご要望に応じて特別作業(額装、荷物の開梱、梱包素材の撤去など)が発生する場合、別途料金を加算いたします。
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⑤お客さまによる決済手続きの完了から、2営業日から最長14営業日以内に発送いたします。
ただし、額装や特別梱包が必要な場合は、これ以上の日数をいただく可能性があるので、その場合は事前にご連絡いたします。
額装について
Dear Artでは額装もご紹介しております。
額装は作品を引き立て飾りやすくする他、作品の保護にも役立ちます。
額装をご希望の場合はフレームサンプル、作品種類別の額装パターンからご希望のものを明記の上、お問い合わせください。
額装料金をご案内いたします。
その他の額装をご希望の場合は、お問い合わせフォームから内容を送信ください。
フレームサンプル

ホウ材 ホワイト塗装
木目あり

ホウ材 ブラウン塗装
木目あり

ラッカー ホワイト塗装
つやなし・木目ほぼなし

ラッカー ブラック塗装
つやなし・木目ほぼなし

アルダー
無塗装の天然の木の質感を出したタイプ

メイプル
無塗装の天然の木の質感を出したタイプ
アルダーより硬い
アルダーより硬い
作品種類別の額装パターン

例:A 写真(マットあり)
写真・紙作品
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A:写真・紙作品(マットあり)
マットを使用し、表面にはアクリルがつきます。マットの種類をお選びください。 -
B:写真・紙作品(マットなし)
マットを使用せず作品に直接、額が付くように見えます。表面にはアクリルがつきます。

例:D キャンバス(アクリルなし)
キャンバス・パネル作品
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C:キャンバス・パネル作品(アクリルあり)
作品をマットに貼りつけ、作品の端まで全てを見せることができ、
作品が額の中で浮いているように見えます。表面にはアクリルがつきます。
マットの種類をお選びください。 -
D:キャンバス・パネル作品(アクリルなし)
作品をマットに貼りつけ、作品の端まで全てを見せることができ、作品が額の中で浮いているように見えます。表面にはアクリルはつきません。
マットの種類をお選びください。

マットについて
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マット4種
ホワイト/クリーム/グレー/ブラック -
マットは作品とフレームの間に位置しながら、余白を埋めることで額装の品格と保存性を高めます。また寸法の不一致が調整できるので、規格サイズの額縁をお使いいただけます。